リノベーションをする物件を選ぶ中でまず初めの大きな選択が、新耐震の物件を選ぶのか旧耐震の物件を選ぶのか。この問題に関して回答します。
結論:新耐震
理由1.新耐震の方が安心 |
理由2.登記費用が安い |
理由3.住宅ローン控除が受けられる |
理由4.資産価値の減少が低い可能性が高い |
理由1、に関しては言わずもがなですね。やはり新耐震基準:震度6~7の地震にも耐えうるというお墨付きは安心感がありますね。但し、旧耐震だからといって倒壊するわけではありません。阪神大震災の際の旧耐震の倒壊はわずか5%というデータもあります。そもそも鉄骨鉄筋コンクリートは寿命100年とも言われております。ただ日本人はお墨付きに弱いですw私も含めて。
理由2、こちらは実際に売買後に解る事ですが、旧耐震の物件と新耐震の物件だと名義変更する際の登記費用が変わります。金額にすると15万円前後、物件によってこれは変わるので幾らですとは言えませんが、1,2万ならまだしも、ここまで差がつくとそれなら安い方が良いとなりますよね。もちろん新耐震の登記の方が安いです。
理由3、ここが大きいですね。住宅ローンを使って購入する場合、中古住宅購入でも新耐震ならば控除を受ける事が可能です。最大2000万円10年に渡って0.7%の控除(最大140万円)が受ける事が可能です。
理由4、これはあくまで予測の範囲ではあります。ですが考えてみてください。上のメリットを得るためにやっぱり新耐震の物件を探そうってみなさんなりますよね?ということは次買う人もやっぱり同じことを考えると私は思うんです。なので双方の価値の下落を考える際に、新耐震の方が有利な可能性は高いと考えます。
最後にお伝えしたいのは価格差が200万円以上の差があって、旧耐震だけど立地やアクセスがココの物件最高なんです!っていう状況がもし出てきたとしたら、そこは悩まず買いでいいんではないでしょうか?長く住む場所なので結局は自分たちが導き出した答えが正解ですからね。